2次会体験談
ぐだくだな二次会
社会人になった頃、高校時代の友だちの大阪市での二次会に呼ばれた。卒業してからはほとんど連絡をとっていなかったが、せっかくなので参加することにした。が、参加しなければよかったと思うほど、ぐだくだした二次会であった。
まず、会場に到着するとここで二次会なんて出来るのかなという雑居ビル。中に入っても、そのイメージ通りのただの居酒屋だった。
二次会の案内にはカジュアルなものなどの記載がなく、他のゲストを見てもそれなりにドレスアップしている。場所とゲストが全く一致しない状況だった。
そして、始まった会では掘りごたつ式の部屋なのに、料理はビュフェスタイルで、バーカウンターでお酒をもらうスタイル。
ドレスアップした格好で何度も掘りごたつ式のところからみゆなが立ち回るのはかなりせまく押しあった状態だった。
しかも、出ていたメニューは普通の居酒屋メニューで、これが会費が7000円ということは、ゲームなどの景品がかなり豪華なのかなと思っていた。
しかし、二次会が終盤に近づいてもゲームなどはなく、定番のケーキカットすらなかったのです。
ゲストの中にも、なにこの会?という雰囲気が広がっており、最後の新郎新婦挨拶では白けた空気となっていました。
帰りにはプチギフトとして、小さなクッキーが配られました。
お祝いしようという気持ちで参加していましたが、ここまでゲストのことを思いやらない二次会に参加したのはこれっきりです。
あとで新婦と近い友人に聞いたところ、新郎新婦の衣装や幹事の費用、プチギフトにいたるまで、すべてゲストの会費で賄っていたとのことでした。ここまでいけば、逆に清々しさにあっぱれなのかもしれませんね。
ちなみに私はその後その新婦と連絡を取り合うことはありませんでしたし、仲の良かった友人も人間性を疑い、距離を置いているようです。